2024.12.18
ブログ
こんにちは!動物看護師の大内です😊
12月になり本格的に寒くなりましたね。愛犬、愛猫と一緒になってこたつ、ストーブで温まるご家庭も多いのではないでしょうか。⛄❄
寒い季節は人も動物も体調を崩しやすいですから、日々の体調管理が大切です。
そこで、元気に過ごすために気を付けるべきポイントをいくつか紹介しますのでご参考になれば幸いです。
冬に多い疾患のうちの一つとして尿石症についてのブログがありますので、こちらもあわせて参考にしてみてください!
https://www.miru-ah.jp/2023/01/27/4930/
①室内の温湿度管理
エアコン、ストーブなどで部屋を暖かくして過ごすことが多いとは思いますが、乾燥にも注意が必要です。
乾燥は皮膚粘膜のバリア機能を下げてしまう原因になりますので加湿器での湿度管理が重要です。
また、こたつの中でずっと過ごしちゃう子もいるのではないでしょうか。
実際、私が飼っているチワワちゃんは一度こたつの中に入ったら1~2時間は出てきません😅
酸欠や脱水にならないように換気と水分補給をしてあげましょう。
②食事飲水量の調節
寒い時期でも暖房器具などで熱中症になることがあります。なので水分補給は必要なのですが、この時期水分を取らせるのは難しいですよね。
そこで缶詰やスープ状のごはん、おやつを与えると効果的です。
ですが、食事制限をしていておやつや缶詰を食べさせられないということも
その場合は普段食べているフードにお湯やお肉の煮汁をかけてあげるとよいです。
最初から全部缶詰やふやかしたご飯に変えると食べないこともあるので少しづつ加えて慣れさせてあげてください。
冬は肥満になりやすいのでそれにあわせたカロリー管理と運動にも気を配りたいところですね。
③適度な運動
人と同様、動物も運動不足になりがちで、肥満やストレスの原因になりますので適度な運動は必要です。
お散歩できる時間があればお日様の出ているお昼時がおすすめです。🌞
【お昼時のお散歩が難しい方は、外が暗くなりやすいので街灯のある場所やライトを使って足元に注意してください。】
もちろん防寒対策は万全に!暖かい服や腹巻などを着せてあげましょう。
また、お家を出る前に少し遊んであげて体を温めたり、お部屋から少し気温の下がった場所に移動して体を慣れさせて外に出たときの寒暖差を和らげましょう。
ですが、寒い場所が嫌いで散歩に行きたがらない子も中にはいるでしょう。
なぜならうちのチワワちゃんがまさにそれで、どんだけ着こませても一歩外に出ればガクブル震えて一歩も動けずお散歩どころじゃなかったからです…😓
そんな時はお家でロープの引っ張り合いやボール遊びをしたりして少しでも運動不足を解消してあげましょう。
終わりに
長くなってしまいましたが、何事も元気なのが一番ですので
ふとした時に動物たちの様子がおかしいなと思うことがあればお気軽にご相談ください。
まだまだ寒い日は続きますから人も動物もお体に気を付けてお過ごしくださいませ。😌🍵