2025.01.31
その他
AHTの上田です。
今年に入り寒暖差が激しくなり体調を崩しやすいですが
いかがお過ごしでしょうか?
さて今回はシニア期にかかりやすい病気(多い病気)を紹介したいと
思います☺
シニア期になると増えるのは、循環器、腫瘍、泌尿器、筋骨格系疾患です。
加齢に伴い免疫力や筋力が低下してくると、今までの生活習慣が疾患として
あらわれてくる時期であることのほか、もともと発症していた疾患が重症化
して発見されるケースもあります。
僧帽弁閉鎖不全症
心臓の中の心室と心房を区切っている僧帽弁という弁が完全に閉まらなくなり、
血液が逆流し、肺や気管に負担がかかる病気です。
血流が悪くなるため、進行すると腎不全や肺水腫を併発し、呼吸困難に
陥ることもあります。
肥満細胞腫
皮膚の表面にできるガンのなかで一番多い。
おできのようなものから、こぶのような大きなしこりまで、
形もあらわれる部位も様々です。
肥満細胞という細胞の増殖が原因で、進行すると転移や胃潰瘍を併発して吐血
することもあります。
腎臓病
腎臓自体またはそれ以外の器官の異常、病気が原因で腎臓が正常に働かなく
なり尿から老廃物を外に出せなくなる病気です。
尿毒素が体内にたまると、脳や全身の器官に障害を与える尿毒症という病気を
引き起こすことがあります。
変形性脊椎症
背骨を構成している椎体が加齢とともに変形する病気です。(老化現象)
9歳以上のワンちゃんでは75%が発症しているといわれています。
症状が全くでない子もいますが、なかには歩けなくなったり体が麻痺したり
することもあります。
1~2年に1回ぐらいは健康診断をして、病気の早期発見、予防に努めましょう(*^-^*)