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2021.09.18

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ペットと防災

こんにちは!

動物看護師の魚﨑です。

あっという間に夏が過ぎましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

ここ最近は昼間は暑いですが、朝晩が涼しいので秋らしくなってきましたね🍠

季節の変わり目は人もペットも体調を崩しやすいので、暖かくして過ごしてくださいね。

 

突然ですが、毎年9月1日は「防災の日」で、9月1日から1週間は「防災週間」とされます。

この期間中には、各地域でさまざまな防災関連の行事が行われるところもあるそうです。

日本は地震や台風、津波、豪雨などの災害が発生しやすい国です。

災害から身を守るため備えをしておくことはとても大切です。

先日は台風もきて、ここ数年、地震や豪雨といった自然災害の激しさや頻度が増してきているように感じています🌊

と、いうことで!今回は「ペットの防災」について一緒に考えていこうと思います。

 

2018年9月に環境省がペットの飼い主様向けの災害対策ガイドライン「災害、あなたとペットは大丈夫?」を公表していることはご存知でしょうか?

その中では、ペットを守るためには飼い主様がペットと一緒に避難する「同行避難」が重要だと明記されています。

しかし、実際にペットに関する防災対策をしている飼い主様は意外と少ないそうです。

 

そもそも、「同行避難」とは何なのでしょうか?

実は私、今回初めて同行避難という言葉を正しく理解しました💦

「同行避難」とはペットと一緒に避難所まで行くことまで。

避難所に着くと、人は人専用の部屋、ペットはペット専用の部屋もしくは屋外の区画が割り当てられて過ごすことが多いのが現状だそうです。

私が最初に想像していた、ペットと一緒に避難所の同じ空間で過ごせることは「同伴避難」というそうです。

避難所によっては動物の受け入れは行っていない場所もあります。

また、避難所に同行できるペットの種類が限られている場所もあります。

犬、猫、小鳥、小型げっ歯類などの一般的なペット以外は受け入れが出来ないことがあります。

こういった動物を飼う場合やストレスに弱い動物や特殊な環境や餌が必要な動物を飼う場合には万が一に備え、預かり先を確保しておかなければなりません。

ぜひ、近くにある避難所が動物の受け入れを行っているかどうか、同伴避難ができるかどうかを調べてみてください。

 

日本では、災害の種類や大きさ、状況にもよりますが、救助物資は人間用が優先されて動物用はなかなか入ってこないのが現状です。

そのため、日頃から意識して準備しておくことが不可欠です。

災害発生時に慌てないためにいくつかポイントをあげますので参考にしていただければ幸いです。

 

◇事前確認◇

●避難場所・経路・方法

●家族間の連絡方法

●人とペットの住まいの安全

●避難時に持っていくもの

 

 

◇防災用品◇

●フード(療法食の場合は療法食)、水と食器

●常備薬

●トイレ用品、可能であればおもちゃ

●首輪、リード(可能であれば予備も)

●ケージやキャリーバッグ(修繕・補強用としてガムテープもあるといいです)

●ペットの身元がわかるもの(鑑札、予防注射済票、迷子札、マイクロチップ、写真など)

 

特にフード、常備薬は災害時には入手が難しくなります。

フード、飲水、常備薬は、7日分以上は用意しておくといいですが、最低でも3日分は用意しておきましょう。

賞味期限には注意してください!

ケージやキャリーバッグは1頭につき1つ必要ですので多頭飼いの飼い主様は気をつけてください。

季節によって防寒や防暑グッズも準備できればより良いと思います。

ペットの健康記録(ワクチンの接種状況や既往歴等)がわかるものがあれば診察時や一時預かり時に役立ちます。

万が一ペットと離れ離れになってしまった時のために身元の分かるものを身につけさせておきましょう。(狂犬病の鑑札、済票、迷子札、マイクロチップ等)

はぐれた際飼い主様の特定に役立ちます。

ワンちゃんの場合は鑑札と予防注射済票を着けていると思いますが、迷子札と、マイクロチップの装着もおすすめします。

迷子札等は見てすぐに分かりますが外れてしまうリスクが高いため、マイクロチップも装着しておくと飼い主様の元に戻ってこられる確率が上がります。

 

 

◇健康管理◇

避難所では多くの見知らぬ人や動物との共同生活になります。

感染症予防やペットの健康を守るために日頃から狂犬病予防注射や混合ワクチンの接種、ノミダニの予防をしておくことが大切です。

 

 

◇しつけ◇

災害時にはパニックになる子もいます。

緊急時速やかに避難するため、他の避難者や避難動物との間にトラブルを起こさないように基本的なしつけを身に着けておきましょう。

🐶ワンちゃんの場合🐶

●「マテ」「フセ」「オスワリ」などの基本的な号令に従う
●ケージやキャリーバッグに嫌がらずに入れる
●トイレは決められた場所でする
●無駄吠えをしない
●他人や他の動物を怖がらない

普段お家でならできることも、避難所ではパニックになり出来なくなる子もいます。普段から興奮したら飼い主様の声掛けで落ち着けるようにしておくことも大切です。

 

🐱猫ちゃんの場合🐱

●ケージやキャリーバックに嫌がらずに入れる
●トイレは決められた場所でする
●他人や他の動物を怖がらない

特に猫ちゃんの場合は難しいと思います。

飼い主様の指示を聞くことはなかなかできないと思います。

しかし、ネコちゃんの場合は飛び出して行方不明になるケースが多いです。

少なくとも知らない人や動物がいても極端にパニック状態にならないように、普段から定期的に動物病院に通うなどで他人や他の動物に慣れさせるようにしておきましょう。

 

とは言ったものの、しつけ等はなかなか難しいと思いますし、避難する際にもすべてを持っていくというのは難しいと思いますが、

防災について考えるいいきっかけになればいいなと思います。

 

しつけや健康管理でお困りごとがありましたらお気軽にお声がけください!