2022.10.31
ブログ
今年の4月に入社したAHTの伊東です。10月は朝晩と日中の気温差が激しく、服装選びが難しい日が続きました。
ようやく秋になると思っていたら、朝晩の冷え込みが冬並みになり体が困惑しています。
天気予報や気温を見て、その日にあった服装で体調を崩さないようにしてくださいね。
皆様は、犬猫用の義手・義足があるのはご存知でしょうか?
今回は、私自身も偶然知った犬猫用の義手・義足についてお話しします。
私が犬猫用の義手・義足の存在を知ったのは、何気なくYou Tubeで動物の動画集を見ている時でした。
その動画には、右前肢を欠損しているわんちゃんが機械のような肢を装着した途端に、
他のわんちゃんとじゃれあい始めて追いかけっこのようなことまでしていました。
それを見た時に、なんてすごい技術なんだろうと思いました。
私たちが普段可愛がっているわんちゃん・ねこちゃんですが、中には病気やけが、
先天的に体の一部が欠損している子たちもいます。その子たちは、日々いくつもの壁にぶつかっています。
健常な子であれば気にならない何気ない段差、他のわんちゃん・ねこちゃんとのじゃれあいや遊びなど、
様々なことに対して多少なりとも不便な思いをしているのではないかと感じます。
それでも、他で補って強く健気に生きています。
そんな子の生活を少しでも快適にできる可能性を感じました。
しかしながら、日本ではどこにでもあるというほど流通しておらず、専門の動物病院や販売業者さんでしか取り扱っていない
というのが現状です。当院でも扱っておりません。
そして、採寸や型取りをしてからオーダーメイドするので多少の時間とそれなりの費用も必要になってきます。
装着後は、長期間のリハビリも必要です。
わんちゃん・ねこちゃんにも頑張ってもらわなければなりませんが、それと同じかそれ以上に飼い主様の支援と根気が
大切になります。
私は動物看護助手になって日が浅く、体の一部が欠損しているわんちゃん・ねこちゃんの看護に携わったことは少ないですが、
いつか義手・義足を装着した子の看護やリハビリを担当してみたいと思いました。
犬猫用の義手・義足がもっと普及することを願っております。
以上、大型犬が好きなAHTの伊東でした。