2023.01.27
ブログ
新年あけましておめでとうございます🎍⛩
AHTの新居です。
今年は、うさぎ年との事で、うさぎのようにぴょんぴょんと飛躍の年にしたいと思います🐰
さて、1月に入り、まだまだ寒い日は続きますが、体調管理には気を付けたいですね!
寒い時期になると、やはり泌尿器の病気が増えている印象を受けます。
ということで、今回は泌尿器の病気の中でも犬猫の尿石症についてお話したいと思います。
そもそも、尿石症とは、泌尿器(腎臓や膀胱)に結石ができる病気です。
~原因~
尿石は、ご飯や飲み水などに含まれるマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが成分になってできます。
他には、膀胱や尿道にブドウ球菌などの細菌が感染することが原因になったり、尿の㏗が酸性に傾いたり、アルカリ性に傾くと尿石ができます。
尿石には、ストラバイト結石やシュウ酸カルシウム結石、シスチン結石などいくつか種類があります。
~症状~
頻尿、血尿、排尿時の痛みなどの症状が出ます。
特に気を付けたいのが、結石が尿路に詰まってしまい尿が出なくなってしまう尿路閉塞です。
閉塞になると、排尿することができなくなり、本来尿として出そうとした老廃物を体内に溜め込むことで尿毒症や膀胱破裂などを引き起こし、最悪の場合、亡くなることもあります。
なので、尿の色や量、排尿回数など日頃からの観察が大事になり、早期発見が大切になります。
~予防~
尿石症に対応したフード(食事療法)を食べて、石を溶かしたり、尿石をできにくくします。
尿石によっては、フードでは溶けないものもあるため、外科手術で取り除くこともあります。
こまめに水分を摂取することも大切です。特に冬季は、夏季よりも水分を取る習慣が減るため、水の器の数を増やすなど工夫が大事になります。
症状いくつかご紹介しましたが、症状がなくても進んでることもあります。
健康診断を受けることや、気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。